ドイツトウヒの森

笹ヶ峰高原には広大なドイツトウヒ(マツ科)の森があります。面積は約60haで平均樹高20m以上が1万本以上も生育しています。うっそうとした森の遊歩道を歩いていると、まるで童話の世界に迷い込んだような錯覚に陥ります。

いもり池

妙高高原池の平の標高750mにある面積1.4ha、深さ2mの池です。妙高山の美しい姿を見ながら一周約500mの遊歩道を歩くことができます。4月下旬~5月上旬には野生のミズバショウの群生が咲き誇ります。池の名は、昔イモリが多く棲んでいたことからついたとされています。

白岩の滝

平丸地区の入口のトンネルを抜けると見える、垂直にそそり立つ白い崖を、地元では「白岩」と呼んでいます。このすぐ近くを流れる平丸川に「白岩の滝」があります。滝の周辺には展望台などが整備され、憩いの空間となっています。

不動滝

関温泉街にほど近い渓谷にあり、昔は妙高山系で最も大きな滝で、別名大滝とも呼ばれていますが、現在は滝つぼが土砂で埋まっており、落差20mと往時の半分以下になっていますが、迫力は十分です。

苗名滝(日本の滝百選)

新潟県と長野県の県境。巨岩が重なり合う関川の本流にかかる落差55mの滝で、柱状節理をもつ玄武岩の断層から落ち込む様は豪快です。その昔、滝から落ちる水音があまりにも激しく轟音が周囲の森に響きわたり、まるで地震のようだったことから地震滝とも呼ばれていました。

惣滝(日本の滝百選)

燕温泉にある惣滝は、燕溶岩と呼ばれる切り立った岩壁を流れ落ちる勇壮な滝です。落差は80mと単独の滝としては、このエリアで一番の高さを誇ります。紅葉の時期には周囲の岩壁風景と相まって、素晴らしい景色を目にすることができます。

幻の大滝

上小沢羽山地区の奥にある、落差40mの滝です。地元では古老らがその存在を知っていましたが、地図には載っていませんでした。「地図にない滝」として全国的にも有名になり、多くの人が訪れています。

よもしろうの滝

林道南葉山線の途中にあり、与茂四郎(よもしろう)さんの純愛伝説が滝の名の由来になっています。春は柔らかな緑に包まれ、秋には目にも鮮やかな紅葉で迎えてくれます。

火打山(日本百名山)

標高2,462m。妙高山同様、焼山とともに頸城三山の一つであり最高峰でもあります。アルプス以外ではほとんど見られなくなったライチョウも自然豊かな火打山では時折目にすることができます。

妙高山(日本百名山)

標高2,454m。妙高山は、火打山、焼山とともに頸城三山の一つ。コニーデ型の複式火山で、山頂部が富士山に似ているため、「越後富士」とも呼ばれています。残雪が妙高山腹に描く「はねうま」が春を告げ、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など様々な四季の姿を見せてくれます。